2019年11月27日、池袋に新たな形態のバスが運行開始されました。
その名は「IKEBUS（以下イケバス）」。
※乗ったのは赤いカラーリングの2号車です。
イエローの車両は結構レア？らしいので、見かけたら乗ってみるとラッキーかも（笑）
可愛らしいデザインと、10輪駆動がユニークな電気バスなんです。
バスのデザインは高名なインダストリアルデザイナー・水戸岡 鋭治さんによるもの。
水戸岡氏と言えばご存知、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」や観光特急「指宿のたまて箱」等、魅力的な鉄道デザインを手掛けている方でもあります！
イケバスを運営するWILLER社は、別グループで京都丹後鉄道も運営されています。
ちなみに同社の観光列車である「丹後くろまつ/あかまつ/あおまつ号」も水戸岡氏のデザイン。
なるほど、上手い事繋がっているもんですね。
鉄道はさて置き、さっそくこのイケバスに乗ってみました！
料金は大人200円、子供100円。
池袋駅東口から豊島区役所～サンシャインシティへ向かうAルートと、
池袋駅西口から池袋大橋を経由しサンシャインシティへ向かうBルートがあります。
なお、いずれのルートも大型複合商業施設「Hareza池袋」を経由します！
続いて車内。
対面型の個別シート（定員22名）がおしゃれな感じを演出しています。
通勤バスではないので、手すりのみでつり革は無し。
導線の間隔は大江戸線並か、それより狭いか… よく言えばスタイリッシュな仕上がりです。
車両後部の大きな赤い布は車いす乗り入れ用電動リフトが格納されています。
その為か後部にはガラスが無く、代わりにロールカーテンの仕切りがありました。
（冬場はちょっと寒く感じるかも）
電動バスなので走行音はとても静か。
時速約19kmとの事で、ゆったりと池袋の街並みと人々の賑わいを眺めることが出来ます。
逆に、立ち行く人もこのバスの物珍しさからスマホ撮影をしていました。
観光に特化したサービスなので急ぎの人には正直向かないですが、
いつも立ち寄る池袋がまた違う顔を覗かせる、楽しいひと時を過ごせました。
来年は外国人観光客が大勢訪日されると思うので、イケバスも大忙しかも知れません。
イチ豊島区民としては、ぜひとも頑張って欲しいと願っております！
他にも色々なサービスがあるようなので公式サイトを一度ご覧下さい。
Bルートはクラタセブン本店の近くをちょっとだけ通ったりもしますよ！
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